911
今から7年前、私は現在とはまるで畑違いの職場に勤めておりました。
勤務形態は住み込みで、朝が早くて夜は遅く、途中休憩はありましたが睡眠の約5時間を除き、起きているときは全て仕事という環境にいました。仕事内容そのものは、非常に意義のあるものでしたので、労働の条件や環境とか、不満はありませんでしたが、一通りの仕事を終え自分の部屋(建物の3階にありました)に戻るときには精根尽き果ててバタンキュー、そんな毎日でした。
部屋には、父親がかつて入院したとき、退屈しのぎにと購入したポータブルTVを実家から借用して持ち込んでいました。眠りにつくほんのつかの間、そのアンテナをピンと張ってもザラついた小さな画像を、しばし観てから眠る・・そんな毎日でした。今日の丁度7年前、その寝る前のひと時に起きたアメリカの惨事は、あれから7年の歳月が過ぎた実感と、疲れた身体を忘れさせる衝撃的な映像を目の当たりにした記憶が、リアルによみがえります。
その住み込み状態は、2001年の1年限りでしたが、その1年を思い返すとき、忘れることができない出来事です。部屋に戻り、一日を終えた安堵の心情と、目を疑う悲劇的な光景を小さな画面から得、このまま寝ていいのか、明日は来るのかという交錯した感覚は、多分一生忘れないと思います。
私たちが販売する商品は、ガソリンの値段や、環境活動への貢献は時流で重要ですが、前提として平和でなければ成り立たないです。今日は、少しまじめにこの何年かを思い返しました。
